Sports Bicycle
需要が高まる
アウトドア
アクティビティ
スポーツバイシクル
の魅力を伝える
卒業後の主な進路
サイクルメカニック
細部のメンテナンスやトラブル発生時の現場修理対応
サイクルショップ店員
自転車の組み立て・整備・修理・点検など
海外ブランド卸・輸入代理店
自転車および関連製品の輸入および販売
サイクル用品メーカー
接客・販売業務。修理・組立て、在庫管理や仕入れ発注
ツアーガイド
ツアー参加者が有意義な時間を過ごせるように案内する
トレイルビルダー
遊歩道や登山道、MTBが走行できるトレイル製作など
その他
イベントプランナー など
様々なことに好奇心と広い視野を持ち、
高い目標に挑戦できる人
人との繋がりを大切に、お客様にいかに
喜んでもらえるかを考えられる人
自然の中で遊ぶ楽しさを理解し、
その価値を多くの人に提供できる人
スポーツバイシクル学科では、自転車メンテナンスの技術はもちろん、自転車の安全な乗り方や楽しみ方を教える接客対応、広範囲にわたる自転車イベントの企画・運営のための、安全確保や地域連携のノウハウなどスポーツバイシクルに関する将来の仕事に直結する、幅広い知識と技術を学びます。
MIEは一般財団法人自転車産業振興協会(JBPI)の認定校として登録されていて、在学中に最大4回1級スポーツ自転車整備士検定(SBM)検定を受験可能!一般社団法人日本車両検査協会(VIA)の認定校になっているので、卒業後は実務経験免除で自転車技士試験を受験可能だ。
MIEは一般財団法人自転車産業振興協会(JBPI)の認定校として登録されていて、在学中に4回SBM検定を受験可能!自転車業界で幅広く活躍するためにも「SBM認定メカニック」の称号を手に入れよう!
自転車の整備やメンテナンスの技術を学ぶ実習を中心に、自転車業界に携わるために必要な様々な自転車の技術や知識を学べるプログラムを実施。校内だけでは学べないライディングやトレイルビルド、野外救命救急法など、信州ならではの自然を活用した授業も用意しています。
安全な自転車運行のために、自転車の整備を基礎から学びます。メンテナンスやオーバーホールはもちろん、ホイールビルディング、各部切削作業なども行います。
長野県内で開催される、レースやライドイベントの運営に携わり、イベント運営のノウハウを学びます。ゆくゆくは自分で企画・運営するイベントを通じ、お客様に楽しみを提供することが目標です。
サイクリングのルートや休憩ポイントを選定し、同行者の技量や経験に合わせたペース配分なども考慮してプランを立てます。ハンドサインの周知等も安全なサイクリングには欠かせません。
MTBコース作りやトレイルメンテナンスを通じ、山を、そしてMTBを楽しむフィールドを守るための技術や関わり方を学んでいきます。
信州松本は、ロードバイクもMTBも楽しめるフィールドがたくさん。ヒルクライム、ロングライド、サイクリング、ダウンヒル、トレイルライドなど、自転車の聖地を堪能するには2年間では足りないかも?!
PICK UP
「長野県一周サイクリング Japan AlpsCycling Road」は、長野県内を一周するようにつないだ、全長700kmを超えるサイクリングコース。起伏に富んだコース設定もさることながら、四季折々の自然や名所旧跡を、自転車ならではのスピード感で、長野県の魅力を存分に味わい尽くすことができるように設定されています。ルートの詳細は、Japan Alps Cycling 公式ホームページをご覧ください。
https://japanalpscycling.jp/
四季折々の美しい信州の自然を肌で感じながら国内主要レースが行われる変化に富んだステージを毎週のように楽しめるロードバイク。山国信州ならではの、地形と特徴を活かした魅力的なMTBフィールド。バラエティに富んだ信州のステージがスポーツバイシクルの楽しさを広げます。
池田町にある運動公園内の自転車コース。アルプスの眺望を見ながら気軽に楽しめます。
西に北アルプスの美しい山並みを眺めながら、田園風景を走る全国的にも人気のエリア。
諏訪盆地にある一周約16kmの湖。散策道路も整備されており、ライド後の名物「足湯」は最高!
全長21.6km、標高差1,270mの「ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会」のコース
全長20.5km、標高差1,260mで、ゴール地点の標高はなんと一般公道日本最高地点の2,720m!
海外から招聘されたMTBコース作りの専門家が手掛けた魅力的な新コースが続々登場。
元オリンピック選手が特別講師として指導
スポーツバイシクル学科
専属アドバイザー 兼 特別講師
鈴木 雷太 先生
2000年 シドニーオリンピックMTB代表
2002年 全日本MTB選手権優勝/
釡山アジア大会MTB日本代表
2005年 全日本MTB選手権優勝
2012年 ロンドンオリンピックMTB日本代表コーチ
2016年 リオオリンピックMTB日本代表監督
2021年 東京オリンピックMTB日本代表監督
2BIKE RANCH 代表
アルプスあづみのセンチュリーライドプロデューサー
北アルプス山麓グランフォンドプロデューサー
松本に来たのは、21歳のとき。以来飽きることなく、この環境に魅了されています。この風光明媚な山岳都市は、豊かな自然とスポーツバイクに適した絶妙な地形が、いつも新鮮な感動と驚きを与えてくれます。年間を通じて晴天率も高く、気候的にもスポーツバイクにぴったり。そうした理由から多くの自転車競技選手が松本を拠点に活動をしていますし、数々の自転車レースやライドイベントも開催されています。
MIEに集う皆さんに身につけてほしいのは、自転車に関する「総合力」。メカニックとしての技術はもちろん、正しい乗り方やフィッティング、さらにライドイベントの運営まで、お客様に乗ることの楽しさを伝えるノウハウと感性をしっかりと磨いてほしいですね。
多くの小売業がインターネット販売に吸収されるなか、スポーツバイクは今後も専門店が必要と言われています。なぜならこのスポーツは極めれば極めるほど、ショップスタッフによる適切なアドバイスやメンテナンスが欠かせないから。しかし、スポーツバイク人口が年々増加する一方で、こうした技術や知識をもった人材は圧倒的に不足しています。だからこそ、活躍のチャンス。ここ松本で磨いた「総合力」は、みなさんが卒業後地元に戻ってスポーツバイクを仕事にする時に必ず役立つはずです。将来、そんな卒業生たちが全国で活躍し、日本全体のBIKEシーンを盛り上げてくれたら最高ですね!
SHOP INTERVIEWS
サイクルショップミツワ
代表取締役
塩原 光廣さん
Q
業界で働くことのやりがいや大変なことは?
A
やりがいは自転車の楽しさを伝えられること。色々な自転車やパーツに触れられること。そしてなにより自転車を通じてお客様の喜ぶ顔を見ることが出来ること。大変なことは常に情報収集することですね。
Q
業界で働くために必要なスキルなどは?
A
販売店の場合は接客マナーやコミュニケーション力は必須。さらに自転車の種類や仕様など説明できる知識。安心・安全な状態に整備出来る技術。海外ブランドも多いので、ある程度の語学力もあると良いですね。
Q
自転車業界を目指す人へ応援のメッセージ・アドバイスをお願いします。
A
自分が楽しめる仕事、やりがいを感じることが出来る仕事かを見極めて方向性を決めていくことが重要。メーカーなどに進みたい人は、自転車やパーツのアピールポイントをしっかりとショップに薦められるようなプレゼンスキルや商品知識の習得を頑張ってみてください。販売店に進みたい人は、お店の雰囲気、お客様への対応の仕方や繋がり、好きな車種を扱っているお店かなどを調べてから職場選びをすると良いでしょう。自分自身が思いっきり楽しめる環境で働くことが出来れば満足度も上がり、それが最終的にはお客様へ「自転車愛」を伝えられることに繋がっていくと思います。自分が提案した自転車に乗っている時の、お客様の笑顔を見られた時の嬉しさは格別です。同じ自転車好きの仲間として是非一緒に自転車業界を盛り上げていきましょう!
SHOP INTERVIEWS
CLAMP 松本藏
ショップマネージャー
兵藤 達侑さん
Q
業界で働くことのやりがいや大変なことは?
A
趣味を仕事にすると今までやりたくなかった事にも向き合わなくてはいけません。ただ、個人では触ることが出来なかった高価なパーツや興味のなかったジャンルに興味を持てたり日々発見できることがたくさんあると思います。せっかく趣味を仕事にするのであれば、やりがいを見つけると楽しく続けることができると思います。
Q
業界で働くために必要なスキルなどは?
A
商品がインターネットで安く買えてしまう時代。それでも店舗で購入していただくためには対応力が最も重要であると考えます。商品をなんとなく販売するのではなくお客様が次回もここで購入したい。あの人に相談すれば安心。などと思っていただける対応力が必要だと考えます。
Q
MIEスポーツバイシクル学科に求めるものは?
A
自転車屋で作業する場合、お客様が既に使用されている自転車の修理や原因不明の音鳴りなど臨機応変に対応できるスキルが必要だと思います。MIE は基本的な工具の扱い方や調整方法を覚えることができる素晴らしい学校だと思います。
Q
自転車業界を目指すかたへ応援のメッセージ・アドバイスをお願いします。
A
いきなり就職すると想像と異なる事も多いと思います。在学中に自転車店などでアルバイトを体験しておくと良いと思います。趣味を仕事にする大変さも、まずは体感してみるのが1番です。また、松本は住みやすくどのジャンルの自転車も楽しむことができますので自転車について学ぶにはとても良い環境です。
スポーツバイシクル学科実習室には一人一台の整備スペースを完備整備する実習用自転車はロードバイク、マウンテンバイク軽快車・ママチャリはもちろんキッズバイクやBMXなど幅広い車種を揃えています。また、最新の電動アシスト自転車を使って電気・電子制御の知識も学びます。
即戦力となる整備技術を学びながら、それぞれのバイクに合ったフィールドを走る実体験も大切に。そんな方針で日々、指導にあたっています。マニュアル通りに整備ができることも大切ですが、じつは「今あるものでなんとかする」という現場での対応力が多く問われる世界。その点、松本というライドに適した立地のMIE は経験を重ねるうえでとても恵まれていると感じています。まだまだこの業界は小さな世界。「好き」の気持ちを大切に、イベント参加などを通じてしっかりとネットワークづくりもしてもらえたら、きっとその先にも役立つはずです。
STUDENT INTERVIEWS
Q
スポーツバイシクル学科で学んでみての感想は?
A
同じ趣味を持つ仲間と自転車整備だけではなく、MTBコースの整備、ライド実習、イベントスタッフとしての参加など楽しみながらたくさんのことが学べました。
Q
卒業後、2年間の学びをどう活かして働きたい?
A
就職後は更に臨機応変な対応が求められると思うので、イベントスタッフの経験を活かして働きたいと思います。
県内各地はもちろん、県外からも多くの学生が集まるスポーツバイシクル学科。
夢を追いかけ自分の就きたい仕事に巡り会えた先輩に、学生生活や就職活動の話を聞きました。
スポーツバイシクル学科に入学して驚いたことは、自転車を整備するだけじゃなく、自転車に関係する様々なことを経験できること。アルバイト先のショップに来てくれたお客さんに自転車+αの話ができてとても喜んでもらえます。学校の授業は座学で理解したつもりでも、いざやってみるとうまく出来ない事や新しい発見などがあって実習が一番楽しい。卒業後は、この学科ならではの「自転車整備以外にも多くを学べる」という経験や体験を活かして、様々な人との繋がりを大切にして働いていきたいです。自転車を「移動手段」として考えている人が多いけど、自転車はもっとアクティブな遊び方ができるから、「移動手段」ではなく「遊び道具」にもなるということをいろんな人に知ってもらいたいです!
自転車好きの両親の影響もあり、高校時代から自転車にハマった僕。自然と進路も「自転車のことをもっと学べるところに」と考えていました。MIEに決めた一番の理由は、オープンキャンパスの雰囲気の良さ。加えて、たくさんの魅力的なコースが周囲にある松本というフィールドにも魅力を感じました。
実際通ってみたら、以前は触れてはいけないと思っていた変速機の調整の仕方を学んだり、より効率的なグリスの塗り方を教えてもらえたりと、知識が深まる内容ばかり。実走の授業でロードだけでなくマウンテンバイクの面白さにも気づけたりと、充実の毎日。将来の夢は、ショップの販売員としてお客様に自転車の魅力を伝えること。自分の夢に近づけそうな授業が、ここにはいっぱいあります。
「スポーツバイシクル学科」という名前ながら、自転車のことならなんでも学べるMIE。なかでも印象に残っているのが、授業の一環として自転車イベントの運営のお手伝いをしたことです。メカニックがわかっていれば役に立てるかというとそれだけではなくて、人とのつながりやコミュニケーション力がとても大切なんだなと現場で気付かされました。その他、自動車整備学科から来た先生には、命を預かる「乗り物の整備」という仕事の責任について教えていただけたり。経験をふまえたお話に説得力があるんです。無事、希望通りに自転車のショップに内定をいただき、アルバイトとして働き始めていますが、すでにMIEでの学びが役立っていると感じます。埼玉からここに来て、本当によかったです!
もともとロードバイクが好きで選んだMIE。好きな授業は外での実習と、部品のことを学ぶ座学です。プライベートでは最近、シクロクロスという自転車競技にハマっているのですが、これを始めたのもMIE のおかげ。母が使っていたフレームを学校に持ち込んでマウンテンバイクにしようと思ったところ、「これ、シクロもいいんじゃない?」って、クラスメイトと先生がすすめてくれて。みんなのアドバイスをもとに、昼休みも返上で完成させた自転車は、今の僕の大切な相棒。これを組み立てること自体が、大きな学びになりました。
就職は大手の自転車店に内定をいただきました。転勤もある仕事ですが、その土地ごとの自転車ニーズをつかみ、お客様に頼られる存在になりたいです。
サイクルヨーロッパジャパン株式会社
2021年3月卒 野沢南高校〔長野〕出身
私は一度社会人を経験したのち、どうしても夢だった自転車の仕事をしたいと思い、仕事を辞めてMIEに入学しました。久しぶりの学生生活のすべてが楽しいのはもちろんのこと、自転車整備やライド、イベント運営など楽しい中にもたくさんの学びがありました。
特に学んでおいてほしいのは接客・待遇。自転車業界はメカニックも接客もマルチに行う仕事なので、コミュニケーション力が欠かせません。お客様の話や要望を聞き取れるスキルを身につけてください。
MIEは楽しく学べる最高の環境です。そしてその先には、学んだことを生かせる仕事があります。楽しく学んで、安心して就職してください。そして学んだことを自転車業界で生かしてください。大事なのは自転車を好きな気持と、それを仕事にするやる気です。
有限会社カミハギサイクル
2021年3月卒 岐阜第一高校〔岐阜〕出身
自転車をお買い上げいただいたお客様から「自転車楽しいね」とか「うまく乗れるようになったよ」とか直接声をかけていただけるのが自転車の仕事の一番のやりがい。自転車好きなお客様を少しずつ増やしているのが実感できるのが楽しいです。それまでロードバイクしか乗らなかった私も、MIEの校外実習で国営アルプスあづみの公園に行った時に初めてMTBに乗り、自然の中を走る楽しさ、気持ちよさを知りMTBが大好きになりました。最近、MTBに乗るお客様が増えてきているので、今後お店でのイベントを一層充実させていきたいと思っています。お店の先輩やお客様、自転車が大好きな人達に囲まれて仕事ができる、MIEで自転車を学んでよかったと心底思います。しっかり学んでたくさん乗って、もっと自転車を好きになってください。
●サイクリストマツザワ長野
●イオンバイク(株) 全国
●デイダウンバイシクル長野
●(株)エイリン京都
●サイクルセンターサンワ兵庫
●カミハギサイクル愛知
●サイクルヨーロッパジャパン(株) 関東
●サイクルショップミツワ長野
●DAIWA CYCLE(株) 関東・近畿・中部
●B-shop OCHI 愛媛
●サイクルショップタジマ群馬
●⾃転⾞まるいち愛知
●ちばサイクル神奈川
●株式会社フカヤ名古屋
●有限会社ポパイ愛知県
●株式会社野口商会東京
●株式会社エス・エイ・アイ山梨
●株式会社三栄製作所新潟
他
※第一期生~第三期生(2022年度卒業生)実績