医療事務・ドクターズクラーク
デンタルアテンダント(歯科助手)
医薬品登録販売者・調剤薬局事務
医療秘書学科は、
2024年4月
「医歯薬アシスタント
学科」に生まれ
変わります!
本学科では、希望に合わせて1 年次後半から自由に選択できる「医療事務・ドクターズクラーク専攻」「デンタルアテンダント専攻」「医薬品登録販売者・調剤薬局事務専攻」の3専攻を用意。個々の適性や将来に合わせた最適な学びの選択が可能になりました。
1年次前期
自分の選択専攻を見極める学び
共通授業
●
医学一般
基礎医学/薬理学/社会保障等
● 接遇
● パソコン実務
● 校外学習
希望の専攻を選択
1年次後期~2年次
医療事務・ドクターズクラーク専攻
■ 診療報酬請求事務能力認定試験(医科)
■ 医師事務作業補助者(ドクターズクラーク)
デンタルアテンダント専攻
■ 診療報酬請求事務能力認定試験(歯科)
■ 歯科助手資格
医薬品登録販売者・調剤薬局事務専攻
■ 医薬品登録販売者
■ 調剤事務資格
就職先例
病院・クリニック等
歯科クリニック等
薬局・
ドラッグストア等
病院やクリニックで受付、会計業務、診療報酬の請求事務を行う医療専門の事務スペシャリストです。医療費計算の基本知識と正確さ、スピード感が求められる一方、受付で患者様に応対するための接遇スキルも重要です。
● 病院・クリニックの受付会計
● 請求事務 ● レセプト点検業務
● 診療アシスタント
「医師事務作業補助者」とも呼ばれ、医師のアシスタントとして電子カルテへの代行入力、診断書等の各種書類作成などの事務作業を担当します。多忙なドクターが患者様のケアに専念できるようサポートするため、医療の専門知識が求められます。
● 医療クラーク(医師事務作業補助者)
歯科医院で患者様への応対、会計、事務等を担当します。歯科医師や歯科衛生士のアシスタントとして器具の準備や洗浄・滅菌など診療をサポートすることも多く、院の運営に欠かせない大切なスタッフです。
● 歯科助手 ● クリニックの受付会計 ● 請求事務
セルフメディケーション社会で高ニーズ
医薬品登録販売者は、「薬剤師ではないが、医薬品を販売できる専門家」で一般的に使用されているほとんどの医薬品を販売できる、いわば「薬のスペシャリスト」です。この資格を取得すれば、調剤薬局やドラッグストアなどに勤務し、医薬にまつわる豊富な知識で、お客様に適切なアドバイスを行えます。高齢化や健康志向が高まる中で近年社会的にもニーズの高い仕事です。
● ドラッグストア ● 調剤薬局 ● 製薬会社の営業
調剤薬局での受付や会計、薬剤師のサポートまで、さまざまな役割を担います。処方箋の受け渡しや保険の確認など、患者様に直接対応します。薬の調剤報酬明細書(レセプト)の作成は、不備なく正確に仕上げることが求められます。
● 調剤薬局事務
医療医薬の現場で活躍するための知識・実践力を身につける
どの専攻科でも必要となる医学的基礎知識やビジネスマナー、人との関わりの大切さとコミュニケーション法を学びます。
● 医学一般(基礎医学/薬の知識/傷病の知識)● 社会保障制度(医療保険/介護保険/公費制度)● ビジネスマナー● コミュニケーション技法● 情報リテラシー● キャリア支援 など
病院やクリニックの医療事務、病院の医師事務作業補助者などを目指します。医学の知識や医療費の算定、カルテの理解や患者様への接遇などを学びます。
● 医療事務医科● 医師事務作業補助● 医療情報● 検定演習● 実習(クリニック・病院)● 医療関連法規
歯科クリニックの医療事務、歯科助手を目指します。口腔歯科の知識や医療費の算定、歯科助手の仕事や歯科医院での器具について学びます。
● 医療事務歯科● 歯科助手演習● 検定演習● 実習(歯科クリニック)● 医療関連法規
ドラッグストアなどでの医薬品登録販売者や調剤薬局の医療事務を目指します。薬の知識や医療費の算定、ドラッグストアなどの業務について学びます。
● 調剤事務● 薬学(医薬品安全対策/主な医薬品と作用/薬事制度)● 検定演習● 実習(調剤薬局・ドラッグストア)● 薬事関連法規
PICK UP
薬剤師をサポートする今注目の職種!
医歯薬アシスタント学科で取得を目指す「医薬品登録販売者資格」について詳しくご紹介します!
医薬品登録販売者とは?
医薬品登録販売者は、かぜ薬や鎮痛剤といった一般用医薬品(医師による処方箋がなくても購入できる医薬品)の販売ができる、医薬品販売の専門資格です。薬剤師とは異なり、医薬品の販売のみに特化した資格です。薬局やドラッグストアが主な勤務先・就職先です。医薬にまつわる豊富な知識を持ち、お客様に情報提供したり、相談への対応を行います。消費者にとっては、身近な場所で気軽に聞ける薬や健康のアドバイザーとして頼りになる存在です。
医薬品登録販売者が求められる理由
医薬品登録販売者の資格保有者がいれば、一般用医薬品の約9割を占める「第二類・第三類医薬品」の販売が可能になるため、医薬品の販売に携わる企業にとっては必須の人材であり、大きな戦力となります。また、病院など医療機関でのサポート役としてのニーズもあります。医薬品や健康に関する知識を十分に備えているので、薬剤師や医療スタッフは安心して業務のサポートを任せられます。
目指すメリットや将来性
日本では今セルフメディケーション(自分で病気などを判断し、医薬品を使って治療に努める)が進みつつあります。また、第一類に属していた一部の医薬品が第二類に分類されるケースが増え、薬剤師しか扱えなかった医薬品が登録販売者でも扱えるようになってきました。このような環境の変化により、一般用医薬品の販売は今後伸び続けることが予想されます。同時に、これまで以上に医薬品のリスク管理が重大になっています。医薬品の誤った使用や摂取によって健康被害が起きないよう、医薬品登録販売者がしっかりと説明する必要があるのです。医薬品登録販売者が持つ医薬品の知識は、今後ますます重要視されるでしょう。。
"専門学校で取得"する意義
医薬品登録販売者資格を取得するには、都道府県単位で年に1回実施する試験に合格しなければなりませんが、筆記試験のみで年齢制限や実務経験などの条件はありません。信用性が高く就職や転職に有利な資格で、受験者数も年々増加しています。ですが、誰でも受験できるということは、競争相手も多いということ。通信教育などを利用する社会人の受験者も多い中、専門学校で学んで目指す意味は何でしょうか? 一つは、すべての時間を資格取得のために使えること。そして、専任の講師から直接専門知識を学び、健康・医療の分野で貢献できる人間力を身に付けた本学科の卒業生なら、同じ有資格者でも、より"選びたい"人材として有利であることは間違いありません。
POINT
1年次8月に行われる病院への見学実習。病院内の各部署 対"人"の仕事の難しさを実感担当者から病院の役割と仕事内容の説明を受けます。初の現場体験!これからの自分にワクワクする1日です。
見学スケジュール
病院概要説明
病院の役割や機能・仕事についての説明を聞き、理解を深めます。
病院施設見学
院内を案内していただき、設備や、どこでどの職種の方が働いているのかを見学します。
医療秘書学科では全員が医療機関・施設実習を履修します。
初めて飛び込む実社会の現場で責任ある行動を約束し、一人ひとりが気を引き締めて実習に向き合うことを誓って宣誓書に署名。式典の厳粛な空気に身が引き締まります。
宣誓式を経て施設実習へ!
実際の医療機関などで実習スタッフとして2週間の研修を行います。現場で活躍するスタッフの仕事を見学・体験し、仕事内容を理解します。多職種連携や患者様、お客様とのコミュニケーションなどを体験できる貴重な機会です。
2年次の早期に内定をいただけた学生を対象に、医療機関・企業様のご協力のもと、内定研修制度により卒業前の早期出社を実現しています。入社後と同様に出勤し、内定先の実務習得に集中できます。週1回のレポート提出を忘れずに!
インタビュー
実習先では、再来機の手助けや会計窓口で患者さんに対応したり、カルテ整理や書類を運ぶなどの仕事を行いました。
実際の現場には、耳の遠い方などいろんな状況の方がいらっしゃって、人を相手にする業務では一人一人に合わせて対応を変えなければいけない難しさを実感。終業後は指導担当の方に質問して、自分のノートに書き出すなど、学んだことは当日中に復習するよう心掛けました。実習を終えて、やはり医療機関に医療事務は欠かせないと身をもって感じました。思ったようにいかないこともありますが、患者さんから「ありがとう」「助かった」と言われるとやりがいを感じたので、医療事務になりたい気持ちが強くなりました。
卒業前の1月中旬から早期出社し、会計窓口、受付窓口を担当しました。最初はとにかく何もわからず「これで合っているかどうか」も不安でしたが、すぐに周りの先輩に質問していました。現場は慌ただしい空気になることもありますが、研修中にだいぶ慣れることができたと思います。
窓口ではパソコンを見ながらのやりとりが多いので、つい画面ばかり見てしまいますが、患者様に質問したりお話を聞く時には、しっかりと目を合わせて対応するよう心がけました。退勤前に毎日、その日できるようになったことや困ったことなどについて指導担当の先輩とミーティング。疑問や悩みをその日のうちに解決でき、仕事を覚えるのに役立ちました。
PICK UP
算定方法を学び、カルテ(診療録)の内容を読み取り、医療費の窓口支払い分以外の支払いを保険者に請求するために発行するレセプト(診療報酬請求明細書)作成力を養います。
医療機関や福祉施設などで働いている方による特別授業です。職種や業務内容への理解を深めるとともに、演習から実務に則した技術を学べます。
車椅子の操作方法を学ぶとともに、車椅子を体験することで、利用される方の気持ちや、すべき配慮について理解を深めます。
上級救命救急講座を受講。いざという時に対応できるようにAEDの正しい使い方から緊急時の対応・処置などまでを学びます。
"医療機関・薬局の顔"になるための専門教育が充実!就職時に採用の判断目安となる専門技術の資格取得率が高く、全国平均を大きく上回っています。医療機関で長年の実務経験をもつ講師陣が、MITオリジナルの特別カリキュラムで応援します。
目指す検定・試験・資格
基礎医学・臨床医学の概要、医療関連諸法令の概要、診療報酬請求など広範囲かつ医療に関連する総合能力が問われます。医科・歯科があります。
医療現場での業務を、円滑に進める能力を証明するもの。秘書実務、医療関連法規、医学的基礎知識、医療事務など幅広く知識・技能が問われます。
情報処理に関する知識、医療事務の知識、医事コンピュータ操作技能の3分野の知識と技能が問われます。
診療時における医師と患者とのやり取りを、シミュレーション化した問答形式問題を基に、電子カルテシステムを操作し、電子カルテを作成する検定です。
患者の受付・治療費の計算・診療報酬明細書作成など医療事務従事者に必要とされる技能・知識を認定するための検定。医学的基礎知識が問われます。
歯科助手は歯科診療が円滑に行われるように行動する重要な役割を担っています。日本歯科医師会認定の歯科助手資格認定講習会を受講します。
薬剤師に次ぐ医薬のスペシャリストとして、医薬に関する豊富な知識が必要とされます。薬剤師不足を補う人材としても重宝されています。
保険調剤薬局の事務全般を担当する上で、患者様に対する接遇力や処方箋の内容の理解、費用を計算する知識とレセプト作成のスキルを有することを認める資格です。
患者様と接する際に求められるコミュニケーション能力と患者様からの質問にきちんと答えられる知識を併せ持つ人材であることを認める資格です。
表計算ソフトの有効な利用を通じて、情報処理能力を身に付けるとともに、情報化社会の中でコンピュータ活用能力の向上を図るための検定です。
日本語ワープロソフトの有効な利用を通じて、日本語の入力および文書処理能力を身に付けるとともに、コンピュータ活用能力の向上を図るための検定です。
【病院】
● 相澤病院
● 安曇野赤十字病院
● 一之瀬脳神経外科病院
● 上伊那生協病院
● 桔梗ケ原病院
● 木曽病院
● 北アルプス医療センターあづみ病院
● 倉田病院
● JA長野厚生連
● JA長野厚生連富士見高原病院
● 城西病院
● 信州上田医療センター
● 信州大学医学部附属病院
● 諏訪共立病院
● 諏訪湖畔病院
● 諏訪赤十字病院
● 諏訪中央病院
● 穂高病院
● 前沢病院
● 松本協立病院
● 松本市立病院
【診療所】
● あおぞらレディス&マタニティクリニック
● あさひ内科クリニック
● あるがクリニック
● 今井整形外科
● 岩田クリニック
● 小口内科クリニック
● 長田内科循環器科医院
● 狩谷整形外科医院
● 川原医院
● 北原眼科クリニック
● 北原レディースクリニック
● 小池医院
● 小島クリニック
● 佐藤耳鼻咽喉科医院
● しいな医院
● 須澤内科小児科医院
● 諏訪マタニティークリニック
● たかはし医院
● 高林内科呼吸器科クリニック
● 谷川整形外科クリニック
● 種山医院
● 土屋クリニック
● 中田整形外科
● 中村眼科
● 中村クリニック
● 西川小児科医院
● 新田内科クリニック
● 花岡こどもクリニック
● 花田眼科
● 春山眼科医院
● 兵藤整形外科医院
● ふかさわ耳鼻咽喉科医院
● 古川整形外科医院
● 細田眼科医院
● 三輪眼科医院
● 向山内科医院
● ゆりの木クリニック
● 若林整形外科クリニック
【歯科】
● 小澤歯科医院
● 小野歯科医院
● きらり歯科医院
● 熊谷歯科医院
● 栗山歯科診療所
● 湖柳歯科医院
● 沢田歯科
● 清水歯科クリニック
● ジュンデンタル
● 鈴木歯科医院
● 鈴木歯科クリニック
● 竹渕歯科医院
● ツカハラ歯科医院
● 土田歯科医院
● 中田歯科
● 望月デンタルクリニック
● ももい歯科クリニック
● ももデンタルクリニック
【薬局・その他】
● アイン岡谷薬局
● 土屋薬品㈱
● ㈱とをしや薬局
● ナシダ薬局
● なつめ薬局
● ㈱日本調剤有明薬局
● ㈱日本調剤波田薬局
● ㈱日本調剤穂高薬局
● ひまわり薬局
● 松本医師会
● みすずホーム薬局
● ももせ薬局
あこがれの病院勤務を
目指し医療秘書へ
病院勤務にあこがれ、医師や看護師と働けるこの仕事を選びました。
院内処方なので薬の説明もしますし、忙しい時には診察室で看護師を補助することも。伝えることが理解されているか目を見ながら話すように心がけています。マスク越しでも伝わる笑顔も大事ですね。手際よく仕事の段取りができる先輩たちは見習いたいところばかり。患者さんをお待たせしないためにも、優先する仕事を見極められるようになりたいです。
「診てもらえてよかった」の
ひと言がやりがいに
院長の助手兼受付として勤めています。
それぞれ違う患者さんへの応対に慣れることが始めは大変でした。痛みを訴えて電話をかけてこられる患者さんも多く、急患で来ていただいた帰り際に「よかった。診てもらえて」というひと言をいただくだけで、本当にうれしいです。MITの2年間は検定もびっしりで、勉強まみれの日々ですが、同じ夢に向かう仲間と一緒に学んでいく力を身に付けられればきっと乗り越えられます。
やりがいのある仕事で
さらに資格取得を目指して
進路で悩んでいた時、医療事務をしていた親戚から話を聞いてこの仕事に興味を持ちました。処方箋の受付、レセプト、薬の提供準備(棚出し)などが日々の業務です。薬剤料の計算と金額の提示を早く正確に行うことが重要で、レセプトを任されるようになってやりがいを感じています。市販薬を説明して販売できる「登録販売者」の資格を取るために勉強を始めています。知識も学びもまだまだですが頑張っています。